一日6時間勤務ってどうなの?
北欧の人々の幸福度が高い理由って様々だと思いますが、
日本と決定的に違うのは「お金持ち=幸せ」という考えを持っていないから、だと思っています。
スウェーデン語に「Lagom(ラーゴン)」という言葉があるのですが、私はこの言言葉好き。
日本語を話すスウェーデン人にもこの意味を聞くものの、定義づけが難しいよう。
ただ、私がいろんなスウェーデン人から聞いた「Lagom(ラーゴン)」の意味を自分なりに解釈すると、日本語で言う「ほどほどに」「(個々人の)ちょうどいい」。
スウェーデン人はよく「Lagom(ラーゴン)」を使います。
食事で料理を取り分けるとき、
「サラダ、どのくらい食べる?」「Lagom(ラーゴン)」みたいなやり取りしょっちゅうあります。
スウェーデン人は他人から評価される完璧を追い求めず、自分が完璧だと思う「ほどほどで」「その人のベスト」を追求します。
そんなスウェーデンの企業は、一日6時間勤務が広まっているようです。
生産性が高いとされるスウェーデン人の働き方は、私生活とのバランスが取りやすく、働くママも多い。
スウェーデンには専業主婦がわずか2%ということを聞いたことがあり、スウェーデン語に「専業主婦」はないらしい。
とにかくスウェーデン人は男女問わず働きます。求められることも平等なので、伝統的な日本女性のように男性への依存度が高い女性にスウェーデンは不向き、というか辛い現実ですが、、、
一日の4分の一のみを労働にあて、残りは自由に使う時間。
そりゃあ、幸福度も高いはずだ!