IKEAが提案する新しい働き方。
スウェーデンの代表的な企業といえば「IKEA(イケア)」を思いつく方が多いのでは??
私もスウェーデン留学に行く前は「スウェーデン=IKEA」というイメージがとても強かったです。
春休みに、IKEAジャパンを知るべくIKEA新宮店行ってきました!でーーーーん!
最寄りの新宮中央駅から徒歩1分!
2月には、2015年10月にオープンしたIKEA熊本店へ。タッチポイントと言われる特殊なIKEAだったんです!(私個人の感想としては、がっかり)
そんなIKEAジャパンの働き方が斬新で、いかにもスウェーデン企業らしいと思いました!
従業員の正社員化です。
本当に人を大切にするIKEAのコンセプトがあるから、この仕組みも実現したんだと思います。
いつか、IKEAで働きたい!ジャパンでもいいけど、やっぱり本場のスウェーデンで働きたい!
一日6時間勤務ってどうなの?
北欧の人々の幸福度が高い理由って様々だと思いますが、
日本と決定的に違うのは「お金持ち=幸せ」という考えを持っていないから、だと思っています。
スウェーデン語に「Lagom(ラーゴン)」という言葉があるのですが、私はこの言言葉好き。
日本語を話すスウェーデン人にもこの意味を聞くものの、定義づけが難しいよう。
ただ、私がいろんなスウェーデン人から聞いた「Lagom(ラーゴン)」の意味を自分なりに解釈すると、日本語で言う「ほどほどに」「(個々人の)ちょうどいい」。
スウェーデン人はよく「Lagom(ラーゴン)」を使います。
食事で料理を取り分けるとき、
「サラダ、どのくらい食べる?」「Lagom(ラーゴン)」みたいなやり取りしょっちゅうあります。
スウェーデン人は他人から評価される完璧を追い求めず、自分が完璧だと思う「ほどほどで」「その人のベスト」を追求します。
そんなスウェーデンの企業は、一日6時間勤務が広まっているようです。
生産性が高いとされるスウェーデン人の働き方は、私生活とのバランスが取りやすく、働くママも多い。
スウェーデンには専業主婦がわずか2%ということを聞いたことがあり、スウェーデン語に「専業主婦」はないらしい。
とにかくスウェーデン人は男女問わず働きます。求められることも平等なので、伝統的な日本女性のように男性への依存度が高い女性にスウェーデンは不向き、というか辛い現実ですが、、、
一日の4分の一のみを労働にあて、残りは自由に使う時間。
そりゃあ、幸福度も高いはずだ!
スウェーデン人の働き方について。
私は常にスウェーデン人の生き方や働き方を参考にしています。
それは、実際に現地に行ってみて彼らの生き方がとっても素晴らしくて、人生の楽しみ方や時間の使い方が上手いと思えたからです。
彼らはとにかく「生産性の高いパフォーマンス」を大切にします。
残業なんかしません。
日本のように、長時間働くことに『美徳』を感じません。
あくまでも私生活とのバランスを重視します。
自分の人生を犠牲にして、結婚や出産を見送ることなどしません。
私の夢の一つに
「自分のこどもを4人持つこと」「『ママみたいなママになる』と思ってもらえるような彼らにとって一番の母親になること」。
があります。
卒業研究ではスウェーデン留学での経験を活かして「男女のWLB(ワークライフバランス)について」をまとめたので、資料や文献から現在の日本ではまだまだスウェーデンのように環境が整備されていないことが理解できました。
日本は先進国なはずなのに、労働環境や男女平等といった面ではまだまだ遅れをとっているんですよねー。
世界のお母さんの現状を調査した「母の日レポート2015」を発行、「お母さんにやさしい国ランキング」日本は179カ国中32位
最近、「日本人の働き方」についてしばしば話題になり、改善の傾向にはあると思うので今後の動向が気になるところ。
話が逸れましたが、スウェーデンには面白い文化があって、その代表的な文化が「Fika(フィーカ)」と呼ばれるもの。
Fika(フィーカ)は、アフタヌーンティーのようなもので、食間に取るコーヒータイムもしくは休憩時間のこと。
私がスウェーデンにいた頃もよーくFika(フィーカ)してました。
スウェーデン人はオンオフの切り替えが上手い!!
オフタイムには仲間との交流を楽しんで、交友を深めるんです。
何かあれば、「スウェーデン、スウェーデン」と口にする私ですが、それだけ私はあの国に惚れているんです!へへ♡
北欧から学ぶ「人間の幸福」について
最近、ようやく日本でも人の働き方を変える動きが出てきたように思います。
私もスウェーデンに足を運んで「人間の幸福」に関心を持つようになり、自分のキャリアと私生活をいかに効率よくバランスを保っていくべきかと言った観点で論文を書き上げました。
これから「人間の暮らし」は大きく変わると思います。時代が変わっていく中でその変化は必要不可欠だとも思っています。
そういった点に関心の強い私が気になった記事をシェアします!
(株)クラシコムによるサイト「北欧、暮らしの道具店」。
私が大好きな北欧雑貨を中心に取り扱っているサイトなので私もメロメロになりそうです!!
それに、「フィットする暮らしをつくろう」というビジョンを持つクラシコムの代表取締役社長の青木さんの考えがとっても好きです。
さすが北欧の生活を理想とする考えを持つ方だな~、としみじみ感じるところです!
お二人の対談の中から私が印象に残った言葉は
「女性の働き方が柔軟になってきている世の中を見れば、女性は男性以上に生き方が多様でラッキーだと思う」という点。
確かにそうだと思います。そう意味で女性は先を行っているし、幸せなのかな、と感じました。
人間のワークライフバランスが叫ばれていても、男性と女性の働き方に差があり、性別が生き方の選択を邪魔するならそのワークライフバランスはまだまだ実現できない、と。